怪奇幻想クラブと怪談バー

そう言えば「渦とチェリー」は怪奇幻想クラブでした!
と、はたと思い出した今日。
もしも、これまで「怪奇」や「幻想」的なコンテンツを期待して本HPや新聞をご覧になった方が肩透かしを食ったようなお気持ちになられていたらごめんなさい。
立ち上げ当初から流転に次ぐ流転で、もう本来の意味が薄れてしまっておりますが・・・
大正昭和の古き佳き「怪奇幻想」小説の朗読をするチェリーの朗読を聞く「クラブ」です。

ええっ!
知らなかった!という方、ええ、知らなくても大丈夫です。
今はただ、チェリーの心の中にあればよい事です。

数年前に立ち上げたイベント名は「怪談バー」。
その頃は、稲川何某さん的実話怪談語りをするイベントだと思って、いざ来てみたら田中貢太郎だ岡本綺堂だのの小説を延々朗読している様にドン引き・・・そうですよね、名前がアレですな、という事で改名したのも何やら懐かしい思い出です。

奇しくも、同じ頃、本当に怪談語りをするバーというのがススキノに出現、それが東京に進出して来た頃、イベントとしての「怪談バー」改め「渦とチェリー」は一旦終止符を打ったのです。
(あ、怪談バーさんとは関係なく、です!)

あれからずっと、どんなお店なんだろうと気にはなっていたのですが・・・

先日、とうとう遊びに行ってしまいました。
せっかくなのでちょいとレポートを書き残しておきます。

場所は歌舞伎町の奥、クラブ等のネオン賑やかなディープ目な場所。入るとお姉さんによるシステムの説明。飲放題制で1時間越えると延長料金となります。ドクロや怖めのお人形が店内にディスプレイされておりますが、お化け屋敷のような暗さや怖さはなく、怖いのが苦手な方にもハードルがさほど高くない感じ。
スタッフさんやパフォーマーさんも若く、程よく気さくで、なんというか・・・ちゃんとお店してました。

終電も気になる時刻だったので、あまり長居はいたしませんでしたが、
いや、まさに看板通り、きちんと(?)実話系怪談をされており。

当たり前だけど、看板に掲げたら、その通りの内容のことをする、って、
大事、というか大前提なのね。
暴走しがちなチェリーも、少し大人になってまいります。

ああ、また、今度はちゃんと怪談バーイベント、やって見たいな。一夜限りで。

パノラマ朗読ってなんぞや

5月にピアノの永井幽蘭さんとコラボでパノラマ朗読をして以来、
次の告知がなかなかできずにいるチェリーです。

パノラマ朗読とは、
読み方表現の仕方に関してもそうなのですが、
より物語世界に深く分入る為に、毎回、おまけを作ってみたり、ダンボールの工作をしてみたり、オブジェをおいてみたり、
建物を妙な具合に飾ってみたりする行為も
ひっくるめての「パノラマ朗読」です。
それは自分自身が、より深く語れるようになるための儀式でもあり、
朗読とセットの一つの表現作品でもあったりします。
(カッコよくいうとパフォーマンス?カッコヨクもないか)
勿論、扱うお話によっては、
「何もしない ただ語る」という選択もします。
まあ、そんな時は、色んな絵の具を使って絵を描くけど、今回はこの色で、というノリです。
わかりづらい例えで恐縮です。

なので、

朗読や演劇のワークショップがあるように
もし、あえてパノラマ朗読のワークショップを開くとしたら、
多分、課題となる物語(テキスト)について
まず、何か手を動かして作る、例えば絵を描くとか、
造花をこしらえてみるとか、ダンボールで家を作るとか、
そういった事をやりながら、
お話のより深部にアプローチしていく形を取るんじゃないかなと
考えます。

手を動かすって不思議で、
頭の中にある完成図がそっくりそのままには出てこない。
どっか微妙にズレるんです。まあ、技術が足りないせいもありますが。
そのズレが、思いがけない効果を生んだり、気づかなかった無意識の何かを呼び覚ましてしまったり・・・
そんな作業の中から、扱っている物語の違った側面が浮かんできたりして、テキストを読み込んでいる時とはまた異なる新たな解釈が生まれてきます。
もう、朗読としては邪道の邪道ですが、

まずは自分の心の中に、物語のパノラマが浮かんで、
それを伝えたくてしょうがなくなる、というところから始まってくのが、いまの私にはとても楽しいのです。

渦とチェリー新聞5月号あります!!

更新滞っており恐縮です。
これからはもっと積極的にお知らせ等していこうと心に誓うチェリーです。

・・・という事で、
大の月発行の「渦とチェリー新聞」最新5月号は、東京都内は例により新宿のビア&カフェ ベルクと初台の画廊喫茶ザロフに置いてあります。

ベルクの方は人通りが多いせいもあり、月によっては早々に無くなってしまったり、また、大量のチラシに埋れていたりする場合もあり・・・何しろチラシ激戦区なので苦心しております。
勿論、お店側の趣旨や他チラシとの兼ね合いのルールは守った上ですが、何かよい置かれ方はないものかアイデアを考え中です。
よき案ございましたらお寄せくださいませ。

尚、関西方面は神戸の古本ちんき堂、大阪ミナミの夕顔楼でお手にとることができます。

渦とチェリー新聞5月号
ベルクはチラシの激戦区!頑張れ渦チェリ新聞

次回は7月後半頃発行!テーマは「色」
新たな寄稿者が・・・また増えます!
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毎度毎度の細かい字での八ページです。
テーマは「香」
5月に行われたチェリー出演の「インスマウスの影」について少し触れた記事があります。

また識実カナン氏の「グルメ奇譚」は三鷹の安楽さんのスペシャルなメニューについて。
他、_underline氏による連続掌編小説、くるくるパンマ先生の占いコーナー等、「ああ、渦チェリだわ」とホッとするやら不穏になるやらの安定の?ラインナップ。

まだご覧になっていない方、コーヒーのお供にちょうどいいですよ。是非。

郵送も承ります。